こんにちは。3歳0歳姉妹を育児中の母、らくだです。
みなさん、Eテレはお好きですか?
我が家は娘よりも私がハマってしまい、毎日楽しみにしている番組ばかりです。
その中でも独特な雰囲気がある「にほんごであそぼ」とても面白いですよね。
その「にほんごであそぼ」ですが、
番組内に小さな子が様々な名文を暗唱するコーナーがあること
ご存知でしょうか?
簡単なものだと十二支から、平家物語の冒頭や寿限無など…
とても小さい子がスラスラと諳んじている姿に、毎回驚かされます。
でも、そんな暗唱って一体どんな効果があるのでしょうか?
この記事では
幼児期に暗唱することのメリットをわかりやすくまとめています。
なんの道具も使わずに誰でも簡単にできることなので、
ぜひ日々の知育に「暗唱」を取り入れてみてくださいね。
こどもに暗唱させる3つのメリット
さてそんな暗唱ですが、幼児期に行うと3つのメリットがあるんです!
- 右脳と左脳を同時に刺激する
- 自己肯定感アップ
- 語彙のインプット
それぞれ詳しくご説明していきます。
① 右脳と左脳を同時に刺激する
人間の脳の仕組みとして
「記憶」は右脳が、「言語」は左脳がそれぞれを司っています。
文章(左脳)を暗記する(右脳)活動である暗唱は、
その両方(全脳)を同時に刺激することができるんです。
また、文字や言葉に触れる機会の多い現代人は
どうしても大人になるにつれ左脳優位になりがち。
でも、幼児期のこどもの脳はとても柔軟。
まだまだ右脳も上手く使うことができるんです。
そんな右脳の力を衰えさせてしまうのはもったいない!
暗唱を活用し、成長しても全脳を使えるようにトレーニングしてあげましょう。
② 自己肯定感アップ
にほんごであそぼの暗唱コーナーでも、
言い終えた子達は皆とても達成感に満ち溢れたいい顔をしています。
- パパママと同じように言えるようになったよ!
- 昨日よりもたくさん覚えたよ!
- こんなにたくさんの文章を知ってるんだよ!
- 周りの大人がたくさん褒めてくれた!
そんな全てがこどもの自信に繋がります。
まずは達成感を得るために、最初は難しい文章ではなく短いものから。
「できたね!やったあ!」のスモールステップを積み重ねて、
こどもの自己肯定感を高めていきましょう♪
③語彙のインプット
いわゆる名文には、美しいフレーズや示唆に富んだ表現などの
日常生活では使わない言葉がたくさん詰まっています。
人間は思考する時も言葉を使いますよね。
その「思考」のための語彙が豊富だと、
考えの幅が増え理解度も増します。
語彙はアイデアのバリエーションといっても良いでしょう。
もちろん読書や親の語り掛けで語彙を増やすことも素晴らしいのですが、
暗唱で実際に口に出すことにより
「覚えた言葉を自分のものにする」までの時間が格段に短くなります。
こどもの暗唱にオススメの本
それがこちらの「頭がよくなる! 寝るまえ1分おんどく366日」です。
タイトルに「音読」とある通り音読のための本なのですが、
暗唱の教材としても、この本はとってもおすすめです!!!
- まずは音読→暗唱、と繋げやすい
- 簡単な内容(全部ひらがなの短文)→漢字交じりの長文と少しずつレベルアップしていく
- 紛らわしい助詞(「わ、は」「え、へ」「お、を」など)に印がついている
- イラストが可愛い
- こどもが興味持ちやすい内容になっている
我が家の長女は2歳になったころから徐々にひらがなを覚え始めました。
そしてこの本のおかげで、かなり早い段階で自然に助詞の読み方もマスターしました。
暗唱に関しては、特に長女は十二支と寿限無が気に入ったらしく、
2歳にしてあっという間に覚えてくれました。
(最終的には私が言おうとすると「ママは言わないで!私が言う!」と遮られるように。笑)
十二支は、先ほど紹介した本に由来のお話も載っていることと、
娘の大好きな動物がたくさん出てくることから、とても楽しそうに覚えてましたよ。
こどもに暗唱させるコツ
何よりもまず、親が暗唱できるようになることです!
正直ちょっと大変ですが、子どもって大人の真似が大好きですよね。
親が楽しそうに「これ覚えたんだ」と話し始めると、子どもも負けじと覚えたがります。
実際に我が家の暗唱パターンは
- こどもが興味を持った題材を一緒に音読する
- 「本を見なくても言えるよ」と親が楽しそうに暗唱する
- そんなことできるんだ!と子どもが興味を持つ
- 親の真似をし始める
- 何度も繰り返すうちに覚える(子どもって気にいるとしつこいですよね…笑)
こんな流れで覚えさせています。
慣れてきたり年齢が上がってきたら、
「どっちが先に覚えるか競争ね!」
とゲーム方式にしても良いかもしれません。
こどもに暗唱させる3つのメリットまとめ
以上、暗唱には3つのメリットがあるということをご紹介いたしました。
- 右脳と左脳を同時に刺激する
- 自己肯定感アップ
- 語彙のインプット
まずは無理せず短いものから、親子で楽しく暗唱にトライしてみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
