

こんにちは!家事育児の時短方法を日々探求中、新米ママのらくだと申します。
離乳食作りが画期的に楽になる(そして栄養もたっぷり!)なライスシリアルですが、インターネットで検索すると、「ヒ素」という気になるワードを目にすることがあります。

大切な赤ちゃんに食べさせるものは、何よりも安全性が気になりますよね。
この記事では、Gerber社のライスシリアルにヒ素は含まれているの?安全性は大丈夫?について、明確な数字に基づいてご説明します。
ライスシリアルとは

日本ではあまりの馴染みのない「ライスシリアル」。
欧米ではとてもポピュラーに使われているベビーフードです。
お米を粉状にした食品で、母乳やミルクなどの液体と混ぜるだけで出来上がり!
開封後も1ヶ月保存可能で、粉状なので持ち運びにも便利。
そんなにお手軽な上、離乳食時期の赤ちゃんに不足しがちな「鉄分」「亜鉛」が含まれているんです。
この本で紹介されて、一気に知名度が上がりました。
ヒ素とは何?どんな食品に含まれていて、どんな影響があるの?
ライスシリアルで検索をすると、検索キーワードに「ヒ素」が出てきてびっくりする方もいらっしゃるんじゃないかと思います。この記事で、数値も使って具体的に安全性を説明します。
生きる上でヒ素の摂取を避けることは不可能。日本における食品摂取は問題無し
結論から言うと、ライスシリアルに限った話ではなく、お米には微量のヒ素が含まれているのは事実。(そもそもヒ素自体は地球上に広く存在する原子なので、どんな食品にも微量に含まれている)でも、農林水産省はお米を食べることに問題は無いとしています。
農林水産省のHPから一部を抜粋します。
(4)また、日本人が食品を通じて摂取するヒ素に関して、「海産物中には多くのヒ素化合物が含まれている」、さらに、「農産物の中ではコメからの摂取が比較的多い傾向にある」と評価しています。しかし、「日本において、食品を通じて摂取したヒ素による明らかな健康影響は認められておらず、ヒ素について食品からの摂取の現状に問題があるとは考えていない」、ただし、「一部の集団で多く無機ヒ素を摂取している可能性があることから、特定の食品に偏らずバランスのよい食生活を心がけることが重要」としています。
(5)さらに、食品安全委員会は、この評価結果を踏まえて、「食品を通じたヒ素の摂取については、特段の措置が必要な程度とは考えていないが、これまで行ってきた食品中のヒ素の汚染実態を把握するための調査、ヒ素のリスク低減方策に関する研究等をさらに充実して取り組んでいくことが必要である」としています。
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_as/qa.html#1
簡単にまとめると、お米には確かにヒ素は比較的多めに含まれている。でも、現状日本ではヒ素の健康被害は無いので、食品からの摂取に問題は無い。今後もしっかり研究して、さらにリスクを低減できるように努めます。そしてお米に限らず、色々な食品をバランスよく食べてくださいね。ということでした。
ということでした。日本人は毎日お米を食べますが、その中でヒ素が問題として挙がることは無いってことですね。
ヒ素はどんな食品に含まれているの?影響は?
ヒ素が多く含まれる食品の代表格は、「お米・海産物・海藻」です。我々日本人には馴染深い食品ばかりでドキッとしますが、前述の通りヒ素は地球上に広く存在する物質。摂取せずに暮らすことは不可能です。そして農林水産省のHPに記載があるのですが、少量であれば摂取しても問題ないとされています。
そしてヒ素には、大きく分けて有機ヒ素と無機ヒ素の2種類があります。この中でも無機ヒ素の方が有害と言われています。そして本題のお米には、無機ヒ素の方が多く含まれています。(これだけ聞くと怖いですが、繰り返しになりますが前述の通りバランスよく食べていれば大丈夫です。)
話題になっている赤ちゃんへの影響ですが、離乳食期に大量に摂取するとIQが下がると言われています。でも、過剰に気にしすぎで栄養不足になったら元も子もありませんね。
お米を食べる上で気をつけたいこと
こちらのブログ様にとても詳しく書いてあります。
具体的には、「玄米でなく白米を食べる」「水で洗う」「水につける」等。あとは、主食もバランスよく色々なものを毎日摂取できるとベターですね!(うどんやパスタ、パン、オートミールなんかも)
食品に含まれるヒ素の基準値(国際規格)
日本にはお米に対して含まれるヒ素の寮について、明確な数字での基準値は存在していません。ですが、国際機関や欧州(EU)でははっきりと数値で示されているのでご紹介します。各基準値に対してライスシリアルはどうなの?ということに関しては、後述します。
コーデックス委員会の基準値
コーデックス委員会(食品の国際基準(コーデックス基準)を作る政府間組織)の示す基準値は、以下の通りです。

EU(欧州連合)の基準値
EU(欧州連合)の示す基準値は、以下の通りです。この表の一番下、「乳幼児用食品向けの米」という項目がまさにライスシリアル等に対する明確な基準値ですね。コーデックス委員会よりも厳しめです。

出展はこちら
上記数値の出店は農林水産省のホームページです。詳細を確認したい方はこちらをご確認ください。
Gerber社のライスシリアルに含まれるヒ素の量は?
それでは上記の基準に照らし合わせると、Gerber社のライスシリアルに含まれるヒ素の量はどの程度なのでしょうか?結論から言うと「基準値以下」です。以下具体的にご説明します。
ライスシリアルに含まれるヒ素の量の調査結果
こちらの資料で、民間の調査機関が調べた、主要なライスシリアルのヒ素含有量が確認できます。
英語の資料なのでわかりにくい点もあるのですが、資料のp9〜p14に、各社の製品に対する具体的な数値が掲載されています。表の項目中「Arsenic Level (inorganic,ppb)」の数値がヒ素の含有量です。先ほどの欧州の基準「0.10」が、この数値の「100」に相当します。(単位を揃えています)
大まかにまとめると、「玄米」を使った製品の値はかなり高く(基準値を超えている)「米」を使った製品は基準値と同じくらい、小麦やキヌアなど他の穀物を使った製品はとても低くなっています。
結局ライスシリアルに含まれるヒ素の量は基準値以内なの?
結論としては、ライスシリアルに含まれるヒ素の含有量は、欧州の乳幼児用食品基準(厳しめの基準)と照らし合わせても基準値以内です。(製品の種類にもよりますが、基準値100に対して80程度)
そのため我が家は、第二子以降もライスシリアルを与えようと思っています。ですが、もしこの数値でも気になる方は、さらにヒ素の値が低くなるオートミールの使用をおすすめします。
それでも心配ならオートミールがおすすめです!
どうしてもお米に含まれるヒ素の量が気になる…でもお手軽なベビーフードは使いたいし、鉄分不足も心配。そんな方におすすめなのは、同社Gerberのオートミールです。
先ほどの基準値と照らし合わせても、基準値100に対して10〜20程度と、かなりヒ素含有量が低いです。作り方はライスシリアルとほとんど同じ。うちの子は生後半年〜一歳半になる現在も大好きで、毎日喜んでパクパク食べています。
Gerber(ガーバー社)ライスシリアルやオートミールの購入方法(クーポン付き)
さて、この記事で安全性をご説明したライスシリアル&オートミールですが、残念ながら日本国内では市販されていません。
コストコやカルディなど、輸入食品を扱っているお店でも売っていません。(2020年1月現在)
そのため、入手するためには通販を利用する必要があります。
一番のおすすめはiHerbという通販サイトです。
アメリカの大手通販会社です。アメリカの会社ですがご心配なく、日本語で購入可能です。
Amazonでも取り扱いはありますが割高なので、iHerbから購入することをおすすめします。
また、メルカリ等のフリマサイトでも販売されているのを時々見かけますが、
こちらもかなり割高な上、品質も保証されていないのでオススメしません。
iHerbで購入する方法はこちらの記事をご覧ください。
新規の方もリピーターの方も割引になるクーポンコードをご紹介
iHerbはお会計のページに「プロモコードを利用する」という欄があります。そこに、
新規の方もリピーターの方も、その欄に紹介コードATZ6488を入力していただくと5%オフでお買い物ができます!よろしければぜひ使ってくださいね♪
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まとめ
お米にヒ素!?と聞くとドキッとしてしまいますが、農林水産省のHPとGerber社のライスシリアルのヒ素含有量を確認すると、過剰に怖がる必要がないことがわかりますね。
ただでさえ忙しいママの毎日、少しでもお手軽そして簡単に栄養を摂取できるように、ライスシリアルやオートミールを上手に活用していきたいですね。
そんなライスシリアルやオートミールですが、iHerbでの購入が一番おすすめです。
離乳食の時間が、少しでも楽しくストレスフリーになりますように♪