離乳食でのピーナッツ。アレルギーが怖いからと先延ばしにしている方も多いですよね。
実際、1歳を過ぎてからと指導される機会もあると思います。
ですが
米国の最新のガイドラインでは、むしろ早期に摂取させた方がアレルギーの発症リスクを抑えることができると発表されているんです。
この記事では、離乳食でのピーナッツはいつから?何を?どのように?与えればいいかご紹介しています。


赤ちゃんはピーナッツをいつから摂取できる?
ピーナッツは、いわゆる特定原材料(7大アレルゲン)に含まれるため、今まで日本では離乳食期に与えることはNGとされてきました。
ですが2015年に米国で「ピーナッツは早期(1歳未満)に与えた方がアレルギー予防になる」とのガイドラインが発表されました。
こちらのブログで小児科医の先生が解説してくれています。
生後6ヶ月以上でアレルギーのリスクが低い赤ちゃんには、むしろ積極的に与えた方が良さそうです。
※重度のアトピー、あるいはすでに卵なと他の食材でアレルギー反応を起こしているハイリスク児の場合は、医師に相談の上慎重に進めてください
また、乳幼児に
ピーナツ丸ごと、もしくは砕いた形状のものを与えるのは絶対にNG!
誤飲、誤嚥の可能性があります。
離乳食でピーナッツを与える場合は、
ピーナツバター(食塩や砂糖が無添加のもの)がおすすめです。
離乳食におすすめなのは三育フーズのピーナッツバター
とはいえ自分でピーナッツバターを作るのはなかなか大変ですよね。
探してみると、砂糖不使用の純ピーナツバターが売っていました。
三育フーズのピーナッツバターとは
塩、砂糖無添加で100%ピーナツのみで作られたピーナツバターです。添加物が入っていないので、赤ちゃんに与えるにはとてもおすすめです。
三育フーズのピーナッツバターを使ってみました
最初は油分が上の方に溜まっているので、清潔なスプーンでかき混ぜて使用します。
冷蔵庫で保存しても柔らかいままです。こんな感じです。

とっても滑らかです!
離乳食でのピーナッツバターの与えかた
赤ちゃんにそのまま与えると飲み込みにくく危険なので、少量のお湯で溶かしてあげてくださいね。
我が家では、それをヨーグルトに混ぜて与えています。
他にもバナナに混ぜたり、胡麻和えのような感覚でお料理に使っても良いです。
離乳食でのピーナッツバターの進め方
それではどのようにピーナッツバターを進めて行けば良いでしょうか?
twitterで小児科医のゴクウ先生が解説していた内容を要約します。
ピーナッツに限らず、初めての食材を与えるときは少しづつ!病院の開いている時間に!
が原則です。
・耳かき一杯程度の少量からスタート
・大人用スプーン0.1〜0.3杯/一日程度の量を目標とする
・1週間程度連続で食べられたらクリア
離乳食の基本は少量から開始し、少しずつ増やす、です。この基本通りでよいでしょう。ピーナッツバターが簡単でしょう。甘みの弱いものを選びましょう。#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/tZh5Fop8Js
— Drゴクウ (@Drhimajin) November 4, 2019
【定期】ピーナッツの離乳食早期導入により、5歳でのピーナッツアレルギーを予防したという、LEAPスタディの結果。
LEAPスタディから食物アレルギー予防が大きく発展してきていると言えます。https://t.co/QttWOF828s— ほむほむ@アレルギー専門医 (@ped_allergy) June 26, 2018
まとめ
「アレルギーが怖いからピーナッツを与えるのは先延ばしにする」のは、かえってリスクを高めます。
健康状態に心配がない赤ちゃんの場合は、ぜひ1歳前(生後6ヶ月ごろ〜)から少しづつスタートしてみてくださいね。
その際は必ず、ピーナッツバターのようにペーストになっているものを選んでください!
ピーナツ丸ごと、粒状(クランチ)、はちみつ入りは絶対にNGです!!!
離乳食用には、無添加かつピーナツ100%のピーナツバターがおすすめです。
合わせて利用したい鉄分たっぷりベビーフード


日本では残念ながら市販されていないのですが、
アメリカの通販サイトiHerbで購入できます。
私はこのオートミールなしでは離乳食期を乗り越えられませんでした…!
お湯やミルクと混ぜるだけでOK!しかも栄養たっぷり!と本当に便利です。
離乳食にちょっと疲れたな、という方はぜひ試してみてくださいね。
